琉球やちむん酒器セット カラカラ1個 + おちょこ2個
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※ 当商品にお酒は付いていません。
※ やちむんは基本的に手づくりで一点ものです。このため、お届けするやちむんの模様や形は写真に掲載されたものと異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
古酒の味わいをより贅沢に彩るやちむん酒器セット

沖縄で400年以上の歴史を誇り、琉球王朝時代より受け継がれた酒器セットは、沖縄のゆったりとした雰囲気やリフレッシュ気分を優雅に彩ってくれます。

やちむんとは、沖縄の方言で「焼き物(=陶器)」のこと。最近では若い新世代の感性が加わり、全国のホテルで採用されるなど、密かに注目を集める伝統工芸品です。
沖縄気分で家飲みを彩りたいあなたへ
カラカラ(琉球徳利)とおちょこのセット

カラカラ(琉球徳利)
カラカラとは、琉球式の徳利。昔はこの酒器の中に陶器の玉が入っており、器が空になるとカラカラ音を立てたためそうと呼べれました(当商品には陶器の玉は入っていません)。徳利のようなお酒を注ぎやすい口と、急須のようなお猪口に注ぎやすいキュッと上を向いた注ぎ口が特徴。徳利と急須、双方の利点をちゃんぷるーしたデザインが沖縄らしく、厚ぼったい可愛いデザインが、お洒落に晩酌の時間を彩ります。

やちむんおちょこ
おちょこは、そのままお酒を飲む器ですが、古酒を楽しむのにちょっと変わった遊びがあります。カラカラの写真にあるように高いところから、お酒を注ぎ、泡を立てるのです。純度の高い良質なお酒ほど粘度が増すため、琉球時代から泡が盛れるほど良いお酒、とされてきました。これが「泡盛」の名前の由来。ぜひカラカラとぐい呑みで、古酒の泡を盛って、お酒の上質さを確かめて見てください。
3ヶ月間かけて作られる
伝統的なやちむんづくり

● 土づくり
沖縄県各地から陶土に向いた土を集め、それぞれの個性に合わせ6種類の土を独自配合。焼き物に向いた土を作っていきます。

● ブレンドした土の乾燥
水の中で不純物を取り除いた土は、南国の天日に干して、器づくりに適した水分量まで乾かし、粘土を作っていきます。

● 土揉み・成型
粘土ができたらようやく成型。土をよく揉み、空気を抜き、柔らかさと粘りを出してから、ろくろを挽いて器の形を成型していきます。

● 釉薬・絵付け・乾燥
成型した器を乾燥。化粧土をかけてまた乾燥。釉薬といううわ薬をかけてさらに乾燥。最後に絵付けを行い、器全体のデザインやあしらいをつくっていきます。

● 窯・薪の整備
超高温で陶器を焼くために窯と薪の整備も大切なお仕事。灰を書き出し、多い時には4,000〜5,000点の陶器を窯に収めるための準備を整えます。

● 窯詰め・窯焚き
窯の中の熱気の通り道を見極めながら陶器を納め、焚き始めたら3日間火を絶やさず1,270度もの超高温で陶器を焼きます。窯の上方と下方で温度差が出ないよう、熟練の陶工が薪をくべ、見守ります。

● 点検・完成
窯焚きが終わったら4日間をかけて窯を冷やして窯出し。感性した陶器が出荷に適したものか点検します。登り窯は火が直接当たる方法なので、火の力で時に焼き物が歪み、窯の土が降ってきて付着したりと、全ての陶器が売り物になるわけではありません。

● 厳選された陶器があなたの家飲みを華やかに彩ります
やちむんは、このように400年以上前、琉球王朝時代から沖縄で受け継がれている伝統工芸品です。やちむんで古酒を楽しむのは泡盛・古酒を最も美味しく、美しく、贅沢に楽しむ方法の1つです。